アラサーOLによる【森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ】辞典

Voicyで配信されている、ダイエット指導者の森拓郎さんによる「森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ」のまとめです。

糖質制限って実際どうなの? 【森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ】(第2回)

「森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ」第2回の内容の更新です。

【2ヶ月糖質制限をしてもヤセません】

質問<2ヶ月糖質制限しているが、体重や体脂肪率が落ちない。月に一回3日ファスティングしている。運動はピラティス月に2回、チアダンスを月1回している>

代謝が落ちているかもしれない。筋トレが効果的。

 

月に2-3kg体重を変化するのは良くあること。体内の水分量の変化によって起こっているので気にする事はない。

 

体脂肪は1kgあたり、7200kcal。

 

今は糖質制限しているうえにファスティングをしているので、体の中に糖がない状態。

 

そのため、水分が糖質と結びつきにくい。

 

糖質1gあたり、水分3-4g取り込むと言われる。

 

体内の糖質量が少なければ、それだけ水分を取り込みにくくなり、体重も落ちる。

 

しかし、体脂肪が減ったわけではないので、(水分量が変化しているだけ)ファスティング糖質制限を止めれば戻る。

 

ファスティングは体が省エネになり、代謝が落ちてやせにくくなる。

 

ピラティスは、姿勢をよくしたり、体を調整する効果は期待できるが、代謝を増やしたり、筋肉を増やす運動とはいいがたい。月2回は少ないかも。

 

チアダンスは有酸素的な運動。月1回は有酸素運動としては少ない。

 

筋トレをしよう

落ちていく代謝に対しては、

 

・筋トレをする(週2回~増やしていく)

・運動前後に糖質を摂る

 

摂取カロリーを減らして運動を増やすのは、リバウンドするためにやっているようなダイエット。

 

糖質制限って実際どうなの?】

 <近年流行っている糖質制限、ダイエット的には実際どうなのか?>

→糖尿病患者や肥満の人へは効果あり。

→「隠れ肥満」の人へは、むしろ逆効果になることも…。

→ダイエット的には、夜の糖質を少なめにしたり、お菓子などを控えたりするレベルでいいのでは。

『オトナ女子のためのヤセ方図鑑』を参考に!

 

 

そもそも糖質制限とは?

ざっくりいうと、糖質を抜くこと。

炭水化物・・・糖質+食物繊維のこと。穀物、果物、野菜など。

糖質・・・炭水化物から食物繊維を抜いたもの。

 

糖質を摂る→インスリンが出る(上がった血糖値を下げる働きをする)→インスリンが糖を体内に取り込む

 

インスリンが分泌されている間は脂肪の分解が抑えられること

・(糖質をとりすぎると)インスリンが大量に分泌され、糖が体脂肪として蓄えられる

このことから、インスリンは「肥満ホルモン」と呼ばれる。

 

インスリンは、正しく働けば、本来良いもの。

・糖をエネルギーに変えてくれる。

 

インスリンが異常な働きをするのが問題。

・大量の糖があり、インスリンが働かない、など

 

普通の人が適量の糖を取る事はなんら問題ない。

運動前後に糖をとることで、代謝が上がるので、むしろ運動する人にとっては「必要なもの」。

 

糖質すべてが脂肪になるわけじゃない。

ほとんどはエネルギーになり、余ったものが体脂肪になる。

・糖から体脂肪への変換効率は悪いので、取った糖がすべて体脂肪にはならない。

(参考:中性脂肪は全て脂肪になる)

 

三大栄養素「糖質、脂質、タンパク質」のバランスを守る。

・タンパク質・・・摂取カロリー全体の15%

・脂質・・・25%

・糖質・・・60%

 

運動量が少ない人は、全体のカロリーを抑えるため糖質を少なめにするのはあり。

 

糖質制限で脂質をとりすぎて、結果カロリーオーバーになれば太る。

糖質制限で必ずしも痩せるわけではないので、よくメカニズムを理解しよう。

 

【今日からできる効果的なダイエット法は?】

→飲み物に気を付ける(果糖ブドウ糖液糖を避ける)

 

飲み物に気を付ける

液体・・・消化に負担がかからない(=消化にエネルギーを使わない)ので、体脂肪になりやすい。

「消化に負担がかからない」という言葉は、ダイエット的にポジティブなイメージがあるが、

消化に負担がかからないとは、消化するためにエネルギーを使わないということ。

そのため、液体は身体に直で影響を与えやすい。

 

なので、清涼飲料水やフルーツジュースなど、甘い飲み物を太りやすいと理解して気を付けることが重要。